２０１０年に亡くなった井上ひさし先生の原案による蓬莱竜太さんによって書き下ろされた『木の上の軍隊』再演です。演出は栗山民也さん。もう最初に関わった『ゲットー』から２０年以上経っているのですが、その演出の鋭さ、また音楽に対しての的確なさらに独自の視点はかわりません。
今回は初演時の山西惇さん以外は初参加。といっても出演者は３にんですが新兵役は松下桄平さん。瑞々しい演技です！そして語る女役はシンガーのの普天間かおりさん。沖縄の芝居ですから、このひとの歌声、ヴォイスさらには存在によって、より舞台からのメッセージが迫ってきます。
そしてヴィオラは我らが有働皆美さん。緊迫の舞台をたった一人だけの舞台演奏でしたが素晴らしいプレイでした。ま、作曲はわたくしですから。。。
